くまモンは熊本県のキャラクターで、2011年ゆるキャラ・グランプリに輝きましたが、翌年は参加を辞退しました。2連覇が確実視されていたからです。(2012年は愛媛県の今治バリィさん)
くまモンはなぜ、ここまでの人気者になり得たのでしょう?
それは熊本県の観光推進課(熊本ブランド推進課)が著作権を管理していて、申請さえすれば誰もが無料で利用できるキャラクターだったからです。
もちろん熊本県の商品が優先されるのでしょうが、商品化された “くまモン”ぬいぐるみのクレーンゲームが東京のゲームセンターで見られるということは、熊本県に所在する企業・団体であれば利用OKなのかもしれません。さらに名古屋と東京に本社を構える「カゴメジュース」さんが、熊本県が特産のデコポンのジュースを販売する際、“くまモン”をCMキャラクターに抜擢し、売上げを130%にまで伸ばされた、とも聞いています。“くまモン”ファンの話では、“くまモン”のキャラクターグッズだけで生活用品のすべてをそろえることができる、と豪語なされていますので利用規程はもっとユルいのかもしれません。
熊本県ブランド推進課によると…
・著作権使用件数 7400件(2012.11.30現在までの累計)
・商品売上げ 約25億円(2011年実績)
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